相場展望
今週の株式市場は、前週に急騰した反動や急速な円高で、日経平均株価は小反落し上げ一服となった。
日経平均の引けは23,658円 RSI73.94 騰落レシオ117 米国の長期金利 2.55% 円為替は111円台
前半一時110円台を付けました。商品市場は強く原油相場は66ドルを付けています。週末の米国市場は
最高値を更新 CME日経先物は23,820円で帰ってきています。

来週(15~19日)の東京株式市場は、中長期的な先高期待感と、外国為替市場での円高進行警戒など
を背景とした短期的な調整懸念が同居する投資家心理のなかで、日経平均株価は引き続き23,500円水準
を挟んでの値固めの動きとなりそうです。想定レンジは23,200~24,000円を予想しています。

●相場指数に注目 日経225指数だけでなくTOPIX指数のみならずジャスダックおよび
マザーズ指数も注意しましょう。資金の流れがどの市場に集中しているか見極めることも必要です。週末
の市場ではジャスダックおよびマザーズ市場は値上がり、225指数やTOPIX指数は下げていました。
資金効率を考えると人気のある市場に資金を投入することも必要です。

●投資主体別売買動向
外国人投資家の日本株買いが再び加速。1月1週2日間で買い越し額が4851億円あったようです。一方個人投資家
は売っています。年末年始にかけて世界の経済情勢の安心感から外人投資家の資金が流入してきたみたいです。
引き続くようでしたら強気で臨んでもいいと思います。
●今後の投資方針
為替が円高のため相場は一気に上値を追いづらい環境です。個別銘柄については業績の意外性で急騰 急落する銘柄
が結構見受けられます。ここでは業績不安なく 出来高増且つ小型株に絞り、短期勝負を試みましょう。