年末お酒を飲む機会が多くなると思います。

私もお酒が大好きなのですが、お酒を飲むと眠くなります。なぜ眠くなるのでしょうか?

お酒を飲むと、急激に体温が上がり、その後急激に体温が下がります。この急激な体温の下降が眠りを誘うそうです。

しかしお酒は眠りの質を下げると言われております。なぜでしょうか?




アルコールにはリラックス効果があるので、実は睡眠の前半に限れば良い効果をもたらしてくれます。寝入りやすくなり、最初のノンレム睡眠が深くなるなど質の良い睡眠を生んでくれるのです。しかしアルコールの代謝が活発化する睡眠の後半になると、脳が興奮して中途覚醒が増加したり、通常の睡眠時に働いている“抗利尿作用”が弱まり、トイレが近くなってしまいます。トータルで見るとデメリットが多く、結果的に『お酒は睡眠に良くないということになるそうです。

ですが、お酒と上手に付き合えば快眠できるということも分かっております。

睡眠の質を下げないためには、お酒の種類ではなく【量】に注意することだそうです。アルコールは摂取量20gに対し、体内から消えるまで約3時間を要します。これは日本酒だと1合、ビールでは中瓶1本程度(女性や高齢者はこの量の半分が目安)。お酒を飲んでから寝るまでに3時間以上時間をおけば、中途覚醒が減り、お酒のリラックス効果を有効活用しながらぐっすり眠れるそうです。

また、二日酔い予防にも使える快眠テクニックとして下記が挙げられます。

  • 軽めのシャワーを浴びる
  • 抱き枕を使って横向きに寝る
  • 「口閉じテープ」で鼻呼吸にシフト

お酒を飲んだ日は、身体の負担にならない程度に軽めのシャワーを浴びるのが良く、アルコールの代謝が良くなって、翌朝のスッキリ感につながるそうです。

酔っているときの脳は、麻酔がかかったような状態なので、筋肉が弛緩して寝返りが打ちづらく、身体が凝って疲れが抜けにくくなります。それを防ぐには、あお向けではなく横向きに寝るのがベスト。体がほぐれやすくなるだけでなく、アルコールによって喉が腫れたり、舌が弛緩して呼吸の通り道をふさぐ状態が改善され、眠りの質が良くなります。抱き枕は効果的です。

口呼吸は、口内を乾燥させ、アルコールによる喉の炎症を悪化させる原因になります。イビキや睡眠時無呼吸症候群といった睡眠障害のもとになったり、風邪やインフルエンザを引きやすくする可能性も。そのため、睡眠中でもなるべく鼻呼吸ができるように、薬局やドラッグストアで気軽に手に入る『口閉じテープ』を活用するといいそうです。

いかがでしたでしょうか。お酒と睡眠の関係が少しは理解出来たかと思います。

また、当店では抱き枕も扱っておりますので是非ご覧ください。