■相場展望
今週は反発、外国人買いで一時2万4000円突破も上値重い展開でした。引けは23,808円でRSI64
騰落レシオ105.09 CME日経先物は23,850円で帰ってきています。米穀長期金利は2.63%
円為替は110円後半 原油WTI価格は63.57$ CME日経先物は23,850円で帰ってきています。


ここ2週間は26年ぶりの高値圏でのもみ合いが続いていますが、来週も25日から本格化する決算発表を
控えて様子見ムードから一進一退の展開になりそうです。

潜在的な売り圧力である裁定買い残は12日時点で2兆8670億円に上る。3兆円を超えていた前週から
は消化が進んだものの、水準は依然として高く前年同時期よりも1兆円近く多い。このことからも、上値を
追いにくい状況とみられるます。更に日銀の出口戦略を懸念し円相場は円高傾向にあります。これらのこと
から目先上値の重い展開は続きそうです。

1月第2週の売買動向は日経平均が高値圏でもみ合う中、自己売買と海外投資家の売りに対して個人投資家が
ほぼ一手で買いに回る展開でした。

●そろそろ確定申告の時期が来ますね。この時期税金に関心が集まってきます。
・仮想通貨の儲けは雑所得
雑所得とは国民年金、厚生年金、公務員の共済年金、恩給などの所得
原稿料や講演料、生命保険の年金など他の所得に当てはまらない所得
業(事業規模を除く)として行う、先物取引に係る所得公社債の償還差益のうち、一定の
割引債の償還差益などの所得を言います。

雑所得が年間20万以上になると、確定申告をする必要があります
この場合総合課税になります。人によっては思った以上に税金がかかる場合があります。

●個別株乱高下の相場に注意
予想外の材料に少し過剰反応の動きが見られます。理由を分析対応に工夫を凝らすことも大切です。予想外の
好業績予想が相場時間外にわかると寄り付きからストップ高の小型株が連日見受けられます。材料を確認
迷っていると買えませんのでリスクテイクの姿勢から最小単位だけとりあえず成り行き入れておくことです。
但し今の相場では短期が条件です。
相場時間中に大幅安する銘柄もあります。理由は予想外の業績悪化か高値圏の利食い売りです。前者の場合
持ち株は成り行き売り。後者の場合はじっと我慢し底を確認後買い増すかもしくは成り行き売りの対応で
リズムに乗ることも大切です。

「相場は常に正しい」 「相場に逆らうべからず 」という格言があります。
自分の予測どおりに相場が動かなくても、間違っているのは自分の考えであり、相場の動きが常に正しいと
考える必要があり、自分が正しく相場は間違っていると思って相場に逆らった取引をしてしまうとその先には
破滅が待つだけであるという意味の格言。